広島のリノベーションは「箱デコ」

全長約4.3ｍとダイナミックなサイズのオーダーメイドキッチンは、家族のコミュニケーションの場ともなる機能をもたせるため位置と向きを重要視しました。キッチン天板はブラックのコーリアン・ボディはグレーのメラミンで、ブラック・グレー・ブルーでまとめたLDとカラーを揃えることで家具同然に空間に溶け込んでいます。シンク横に同じ素材で冷蔵庫を囲み、キッチンのデザイン性を落とさず生活感を隠しました。背面にはキッチンのボディと同素材で全長約5.5ｍの収納キャビネットも造作。収納計画には、お手持ちの家電や食器以外にWi-fiルーターや書類も。キッチンに立つ合間に仕事もこなす、という奥様から予めヒアリングし、キッチンとリビング兼用の収納で動線をコンパクト化しました。
大きなテレビでの鑑賞を楽しむ休日を過ごすのが夢だったご主人。新調したテレビにBOSEのウーハー・サウンドバー・スピーカーも設置できるよう、工事段階から配線計画を密に練っています。
洗濯は夜干し・寝室で通風して乾かしたい、というご要望からリビング横の寝室との壁に回転窓を設置。リビング側をミラー張りにしたことでプライベート空間を隠しながらリビングを広く見せる効果も。
IY様の日々の暮らしをとことん快適になるようプランニングし、極力生活感を抑え色や素材を絞ることでトータルインテリアと化し心地良いLDK空間を実現しました。