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間仕切り壁造作リノベーション【西区T様邸】

2024年07月24日

今回のブログは築20年メゾネットタイプのマンション、上階部分の間仕切り壁造作リノベーションについてお伝えします!

最近ではよく採用されている間仕切り壁のない開放的な空間。今回リノベーションさせていただきました住宅も上下階共にワンルームで、さらに南北面が全て窓になっており、とても明るく開放的な印象のお宅でした。20年前の新築当時はとても珍しく斬新な間取りだったと思います(^^)

しかし、開放的な空間ではあるものの、上階はご家族の寝室として使われ、収納は既製のラックなどを活用しながらカーテンやパーテーションで仕切られており、使いにくさも感じられていたとの事でした。

今回のリノベーションではごお子様の成長に伴い必要になった個室をつくる&ご不便に思われていた収納スペースの見直しを行いました。

▼BEFORE

▼AFTER

■墨出し

まず初めに設計図に基づき、新たに間仕切り壁を造る部分に墨出し線を引いていきます。墨出しは設計図の原寸大バージョンのようなもので、これからこの線を元に工事を進めていくので、とても重要な要素の一つです。

床は既存のままの為、養生テープの上から墨出し線を引いています。墨出し後は現場監督と一緒に設計図と照らし合わせながら確認をしていきました。

■大工工事

次に大工さんによる間仕切りの造作です。先ほどの墨出し線に合わせて組み立てます。

スペースに合わせて収まりなどを考えながら、1本1本カットして柱を立てていき、壁の下地となるボードを取付けます。

空間が仕切られ、徐々に部屋らしくなってきました!

天井の肌色の四角は電気の配線を通すために開けた穴を補修した部分です。大工工事の途中では電気業者さんが新たに計画した照明やスイッチ・コンセントの配線をします。

■クロス貼り

大工工事が終わったら、次はクロスを貼っていきます。

クロスを貼る前には壁の凹凸をなくすためのパテ処理を行います。(白い線や点になっている部分がパテ処理後の状態です)この手間が仕上がりに大きく影響してくる大切な作業です。

■完成

最後は照明やスイッチ・コンセント、棚関係を取付けて完成です!

新たにできた個室。

主寝室は一面をアクセントクロスにされました(^^♪

 

今回のリノベーションのポイントでもある大容量の収納。

ハンガーパイプは2段ですが、洋服のサイズに合わせて下段は取り外し可能となっています。

実はWICの裏側、主寝室の入口横にも収納できるスペースを設けています。

通路も有効に活用することで、よりたくさんの収納スペースを確保できます!これで、お悩みだった収納問題から解放されて、より快適に暮らしていただけると思います(^^)/

今回のブログでは、工事の初めから終わりまで一気にご紹介させていただきました!同じようにお悩みの方、逆に間仕切り壁を取りたいと思われている方も、「箱デコ」ではそれぞれのご家庭の暮らしに合わせて間取りを考えていきます!ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

最後に…

(▲箱デコからのお礼のアレンジです)

T様、この度はご依頼いただきありがとうございました!

新しい間取りで、快適に暮らしていただけますように…

末永くよろしくお願いいたします(^^)