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リノベーションで超家事ラク動線をつくる~洗濯編~【中区IM様邸】

2020年10月29日

築17年のマンションリノベーション、現場レポートです。

毎度書いているかもしれませんが(笑)、今回のポイントは自分だけの究極の『家事ラク』動線。

3人のお子様を育てながら働くIM様は、とにかく無駄なく効率的に家事ができてコンパクトでストレスフリーな動線をご希望されていました。

洗濯は「洗い終わったら取り出して→バルコニーまで運んで→干して→取り込んで→リビングで畳んで→クローゼットなどに片付ける」という動作が一般的かと思います。

ほとんどのご家庭では洗う、干す、畳む、片付けるの動作を別々の場所で行わなければならず、マンションでも戸建でも気付けば『洗濯』という家事だけで家中を歩き回っていることになります。

IM様は室内干し派でそもそも外に干す必要がなかったため、以前の洗面室と隣の洋室をつなげて浴室・脱衣場・洗濯機➡クローゼット➡物干しスペースというゾーニングに。

【解体前】

写真左にお風呂、奥が洗濯機置場、右手に洗面と収納が。隣に洋室がありました。

もちろん室内干しはできず、収納はありますが洗濯機を置くと思った以上に使いにくそうでした。

【解体後】(解体前と同じ位置から撮影)

【解体後】(洋室から洗面室を撮影。奥は浴室)

床に区切りがあるところに壁がありました。写真左の開口(洋室の入口)は壁でふさぎます。

【大工工事】

まず新しいお風呂を据え付けてから、大工工事で新たな壁を造っていきます。

写真右側には奥から洗面、生活用品や消耗品を収納できる扉付きの収納を設け、左側には洗濯機、ハンガーパイプ付きのクローゼットを設けました。スタッフが立って撮影したところが物干しスペース。

ご覧のように洗濯物を運ぶ➡干す・乾かす➡畳む・片付けるがこのスペースの中で完結できるようになります。

洗濯だけでなくお風呂上がりの着替え、朝の身支度もここで完結できるというメリットも。

▲窓があるところが物干しスペース。収納・クローゼットとは引戸を付けて区切り衣類が乾きやすい環境に

▲生活用品ストックがここで1箇所で完結できる扉付きの収納スペース

今回はIM様の使い勝手に合わせた『家事ラク』動線でしたが、皆さんはどんな収納が使いやすいですか?

日々の暮らしの中で「ここ使いにくいなぁ」と感じることは、実は満足のいくリノベーションをする上ではとても重要な情報なんです!

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