先日解体工事の様子をご紹介したMT様邸。
現在解体工事は終わっていますが、解体工事完了と同時に今後の工事に絡む確認事項を行いました!
①今回はお風呂・洗面の配管も全て新しくするため、配管の様子を確認するために設備屋さんに確認してもらいました。
築年数が経っているマンションでは給水管・給湯管・排水管、いずれも経年劣化によって穴が開いたりひび割れたりすることがあります。その結果水漏れが起き、下の階に被害が出てしまった!ということが起こりうるのです。
今回はお施主様のご意向で、この危険性を減らすため配管を新しくすることになりました。
現状のお風呂の給水管・給湯管・排水管です。
②キッチンのメーカーさんと設備屋さんでキッチン据付の為の打ち合わせも行いました。
解体後に、実際に図面通りに設置することが出来るのか確認です。マンションのリノベーションの場合、給水・給湯管の立ち上げ部分がコンクリートに埋められていて位置が動かせない場合があります(左の画像の青い部分)。その場合現状の位置に合わせて配管スペースを設けないといけない為詳細寸法の確認が必要です。結果図面通りに行かない場合は、お施主様にその旨をお伝えすると共に「これなら出来ます」という内容をお話し了解を得て進めていくことになります。
③コンセントを既存には無い位置に追加するため、希望場所への電気配線を解体後の段階で行いました。
これも解体後の天井に隙間がある今だからこそ出来る内容です。持っていきたい位置まで電線を天井の中を通して伸ばしています。
このように解体後は今後の工事につながる情報がたくさん収集できる大切な時なのです。