築20年のマンションリノベーションを行っているO様邸。
今回O様邸では、リビングスペースの一角に小上りを家具として造作しました。その理由はいくつかあって…
・畳の上でゆっくり寛ぎたい
・人が来た時に泊まる部屋がない
・ものを収納するスペースが欲しい
などの施主様のご要望を叶えるためです(^^)
タイトルにある小上りとは、部屋の一部に高さを設けて作られたスペースのこと。今回のリノベーションプランでは広々としたLDK空間を実現するため、省スペースで実現可能な畳の小上りスペースをご提案させていただきました!
▲解体工事が進む中、現場にて細かいサイズや畳の色等の打ち合わせを行いました。新しく購入予定のソファも決まっていたので、ソファとの高さも合わせるように設計しています。
リノベーションプランを作る際、小上りが設置されること前提で壁のコンセントの位置も決めています。
コンセントの位置は、住んでからの使い勝手の良さを左右する重要なポイントです。今回のような大型のオーダー家具を置くことを前提にしたコンセント計画は、リノベーションを行うタイミングだからこそできることですね(^^)
▲部材を現場に搬入して組立開始です!完成したものを搬入するのではなく、現場で仕上げていきます。
▲角度や高さを丁寧に調節しながら作業を進めていきます。
▲小上りの土台部分ができました!施主様は着物がお好きとのことで、今回はここに着物や浴衣、着付けの際に使用する小物等を収納されるそうです。
▲板を乗せて…
▲畳を乗せて小上りの完成です!普段はそのままごろんとくつろぐも良し、お布団を敷けば夜も気持ちよく眠れそうですね(^^)
寛いだり、ちょっとした家事をしたり、パソコンを繋いでワークスペースとして利用したり…施主様の感想を聞くのが今から楽しみです!
「リビング空間は広くしたい!でも、畳のスペースもほしい!」という方にはこういった小上りスペースはピッタリではないでしょうか(^^)
次回のO様邸のブログはいよいよ完成後のお部屋の様子をお届けします!お楽しみに!
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