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段差のある住まいをバリアフリーに【東区K様邸】

2025年08月03日

東区K様邸の工事は大工工事に進んでいます。

ブログのタイトルにも書いた「段差のある住まいをバリアフリーに」ですが、今回のマンションリノベーションでは室内の段差をなくし、バリアフリーにすることが1つのポイントになっています。

ブログの中で詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください(^^)

▼解体後の様子

1期工事でリノベーションを行った洋室以外を解体し、大工工事スタートです!

▼床下の配管工事の様子

まず、床下配管の施工を行います。

以前は給排水管に鉄管が使用されていることも多く、築年数の古いマンションでは劣化が進んでいる場合もあります。鉄管は錆や腐食によって漏水するリスクが出てくるので、リノベーションを機に配管も新しくすることで、この先も安心して暮らしていただけます(^^)

最近の工事の際に用いられる配管は塩化ビニル管や樹脂管で耐用年数が長く、現在使われている給排水管の素材の中ではメジャーになっています。

▼大工工事の様子

壁の下地を作ったり、床を張っていきます。写真手前に見えている赤色と青色の給水管はキッチンに繋がります。以前のキッチンは壁で囲まれていて閉鎖的なキッチンでしたが、今回のリノベーションではリビングダイニングの方に向けて対面式のキッチンになります。

 

ここからは室内の段差をなくし、バリアフリーにする様子をご紹介します。

▼以前の室内の段差の様子

前回のブログでもご紹介したのですが、こちらのマンションはリビングから廊下、廊下から洗面に2段階の段差がありました。

リノベーションの打ち合わせの際にお客様から「家の中に段差があるのですが、段差をなくすことはできますか?」というご質問をいただき、現地調査に伺った際に現状を確認し、工事が可能かどうかを工事の施工担当者とも話をしてバリアフリーにする方向で話を進めていきました。

▼大工工事で床を上げている様子

 

 

写真で見ていただくと分かるように、10cm弱床を上げています。

▼工事途中の廊下を横から撮影した様子

二重床(フリーフロア)という工法で床上げの工事を行っています。二重床とは、コンクリートの上に支持脚(支持材)を立て、その上に仕上げ材となるフローリングなどの床材を設置する構造です。

今回リノベーションを行っているマンションは天井高が高かったこともあり、このような工法で室内をバリアフリーにすることができました。

全体像は今後のブログでもご紹介しますのでぜひ完成ブログもご覧くださいね(^^)

▼水回りの大工工事の様子

新しく壁になる部分に木材を組んでいき、石膏ボードを施工します。

▼WTC(ウォークスルークローゼット)部分の工事の様子

今回のリノベーションではWTCを新設するのですが、リビングからWTCを通って寝室に行くことができるようにプランニングしています。寝室横にあることで朝の身支度がしやすくなったり、リビングのものを片付ける場所も確保できるので、リビング空間を綺麗に保ちやすくなります。

▼廊下横の収納

廊下の横にも大容量の収納を設けました。WTCとこの収納で、かなりの収納スペースが確保できます。廊下横の収納は向かいに水回りがあるので、買い置きの出し入れも楽にしていただけると思います(^^)

 

次回は内装工事についてご紹介しますので、お楽しみに!

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