東区で行っている築30年のマンションリノベーション。
前回のブログでは内装工事の様子についてご紹介しています(^^)
前回のブログはこちらから→→【壁紙や建具の色柄を合わせて統一感のある空間へ】
工事もいよいよ大詰めで、今回のブログでは新たに設置する設備についてご紹介していきます。
住まいの設備には様々なものがありますが、長年住んでいると、キッチン・お風呂・トイレ・洗面・給湯器などの設備はどうしても劣化してきます。
「そろそろ交換かな?」と思ったタイミングが、住まい全体を見直し、自分好みの空間や住みやすい空間へリノベーションをするチャンスです(^^)
今回のマンションリノベーションでは、ほぼスケルトンの状態まで解体を行い、水回りの配管設備や電気配線等も一新しています。
キッチンやお風呂などの目に見える設備の劣化は見た目や使い勝手で気付きやすいですが、実は見えない部分も同じように劣化しています。特に交換が必要な設備は、床下の配管設備です。
劣化が進むと水漏れのリスクもあるので、気を付けていただきたいポイントです。
以前のブログでご紹介しましたが、今回のリノベーションでは段差のある室内をバリアフリーにするため、廊下の床も全て解体を行っています。
以前のブログはこちらから→→【段差のある住まいをバリアフリーに】
解体後、交換前の配管の様子です。以前の配管はマンション建築当時に主流だった金属製の鉄管(鋼管)でしたが、これらは経年劣化でサビが発生し、水漏れの原因になってしまします。
交換後はサビつきがないポリブデン管になっています。ポリブデン管は軽量で施工しやすく、地震に強い柔軟性、優れた耐薬品性、サビや腐食の心配がないなど耐久性が高く、住宅を施工する際に広く使われています。
今回のリノベーションでは室内をバリアフリーにするため全体的に床も解体したので、床下にあった全ての配管を新しいものに交換することができました。これからは水漏れの心配がなく暮らしていただけます(^^)
今回はフルリノベーションでしたが、リフォームでキッチンやトイレなどの部分的な設備を交換する場合は、改装の中で手の届く範囲の配管を交換します。
配管の設置工事は比較的リノベーション工事の流れの中でも初めの方に行います。
そして、キッチンや水回りの設備の中で1番初めに取り付けるのはお風呂です。給排水・電気配管工事の後、大工工事が始まる前にユニットバスの部材を搬入し組み立てます。
なぜお風呂の工事がこのタイミングかというと、ユニットバスの一つ一つのパーツが大きく、大工工事が進んだ後では部材が現場にスムーズに入らないからです。
ユニットバスの設置場所に土台を施工し、組み立てます。
同じ日の室内の様子はこのようになっています。
床下の配管工事が終わり、床板が張られていますが、壁はまだ骨組みも少なくこれから大工工事が進んでいくという状況です。
お風呂以外の設備は、大工工事が終わり内装工事が完了してから取り付けていきます!
キッチン取付けは大量の部材搬入後スタートです。コンロ・食洗器・引き出しなどバラバラの状態で搬入され、ほぼ1日かけて丁寧に組み立てていきます。
設置後は、お引渡しまで養生をしてキズなどが付かないよう保護します。キッチンの様子は完成写真でお披露目しますので、お楽しみに(^^)
洗面はAICA(アイカ)のスマートサニタリーで、カウンターの長さ、ボウルの位置などを施主様仕様にカスタマイズしています。色味も壁紙やフロアタイルとマッチして素敵な空間になりました。
トイレも取り付けして、リノベーション工事としてはほぼ完了です!
キッチンや水回りなど、全ての設備が新しくなったので、お部屋の中に関してはほぼ新築と言っても過言ではないです。
しかも、リノベーションで間取りもデザインも施主様仕様になっているので、自分の好きな空間で生活できているという住んでからの心地良さがあり、生活の質の向上につながること間違いなしです!
次回のブログでは、補助金などの活用から注目されることが多い窓まわりのリノベーションについてご紹介します(^^)
冬の結露が気になる…エアコン効率が悪い気がする…などのお悩みがある方にぜひご覧いただきたいです。お楽しみに!
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