築43年の中古戸建をリノベーション。ただ内装を整えるだけでなく、断熱性能や気密性能を上げるよう「普段は見えない部分」の工事を丁寧に行いました。四季を通して快適な室内環境を実現し、内装にもこだわり素材の質感や空間の抜け感を感じられる住まいに仕上げました。
- 設計期間約4ヶ月
- 工事期間約5ヶ月
- 築年数43年
- 平米数82.13㎡
- 間取り5DK→3LDK+WIC+ロフト
- 家族構成
- 居住形態戸建
築43年の住宅は、現代の生活様式には合わない間取りで、設備も古くなっていました。今回のリノベーションでは、高性能の断熱材やサッシ、換気システムを採用し、気密処理も丁寧に行うことで、夏も冬も心地良く過ごせる空間に仕上げています。熱交換気システムを導入しているので、家中どこにいても同じくらいの室温をキープできるようになりました。そうすることでトイレや脱衣所に行った際の急激な温度変化が小さくなり、体の負担が少なく健康に暮らせる住まいになりました。
また、2階リビングに間取りの変更を行い、明るいLDK空間を実現。南に設けた高窓から吹抜けを通して光が届く、開放感のある設計に。天井の高さを活かし、ロフトも新設しています。内装は落ち着いたカラーでコーディネート。1階の床はフローリング、2階はフロアタイルを使用するなど、素材の違いも楽しめます。