築36年のマンションに長年お住まいで「セカンドライフを夫婦で楽しみたい」と、住まいも暮らしもすっきりできる空間をご希望でした。
これからの暮らしも考慮し、ベッドスペースも設け暮らしの拠点をLDKに集約したプランをご提案。
お住まいになる中でお困りだった西日や音・結露といった窓まわりの問題も解消しました。
- 設計期間約5ヶ月
- 工事期間約2ヶ月
- 築年数36年
- 平米数59.40m2
- 間取り2LDK→1LDK+WIC
- 家族構成夫婦
- 居住形態分譲マンション
- 完成までの様子
以前に同マンションの別室で開催したリノベーション完成見学会にお越し頂いたご縁で、リノベーションをご依頼いただきました。 定年退職を機に、ご夫婦お二人で暮らし方も住まいも『すっきり』させたいというご要望から、2LDK→1LDKへ間取りを変更。ベッドスペースも設けるなど暮らしの拠点をLDKに集約しました。壁付けだったキッチンは日当たりの良いバルコニー側へ移動。バルコニーで大切に育てていらっしゃる植物も眺めながら料理ができるようになっています。セパレートのキッチンはオリジナルで造作。シンク側は野菜の水切と洗い物が同時にできるようダブルシンクをご要望されました。腰壁に施したモルタルが空間のアクセントになっています。コンロ側はカップボードと同じチーク材で造作。キッチンパネルに採用したステンレスはメンテナンスも簡単で毎日拭き掃除をされているそう。
元々キッチンがあった位置(ベッドスペース後方)には収納を造り付け、空間を無駄なく活用。収納と建具にもすべて同チーク材を使用しており、より統一感のある室内に仕上がっています。
また、角部屋ということもあり外の音や部屋の寒さが気になられており、全ての窓に「内窓」を取り付け、さらに壁には断熱ボードを新たにふかして内窓の枠と揃えることで見た目もすっきりした上、快適性をより一層高めています。
リノベーションをきっかけに断捨離をして、お引渡し後も「すっきり」とした暮らしを愉しんでいらっしゃいます。