広島のリノベーションは「箱デコ」

玄関を入るとすぐにあるオープンスペース。ここは書斎としてご主人だけのおこもり空間となっています。ラワン合板で仕上げた造作カウンターはデザインもさることながら、造作ならではのミリ単位のサイズ調整によりジャストサイズで収められています。
書斎の隣には大容量のWICを配置。廊下とワークスペースの2方向から回遊できる動線です。
また、洗面脱衣スペースはリビング・キッチン・廊下の3方向から出入り出来る3WAY動線になっており、WICと合わせて家の中を8の字で動くことができます。
リビングに入ると、大きな開口のあるフリールームに目が向きます。出入り口と腰高の開口はオープンになっており、明るい光もたっぷり入ってきます。ここでは奥様がメイクをしたり、ご夫婦が本を読んだりとフレキシブルに使えるスペース。将来、室内窓を設置して子ども部屋としても使用できます。
オープンな書斎やフリールームの大きな開口・回遊動線が、ゾーニングされた部屋を完全に分けることなく緩やかにつなぐ“閉じない”空間のある家に仕上げています。